学ぶ・知る・C型肝炎




C型肝炎ウイルスは輸血で感染?



わが国では、平成元年(1989年)11月に全国の日赤血液センターにおいて、C型肝炎ウイルス(HCV)感染予防のための検査(HCV C100-3抗体検査)が世界に先がけて導入されました。そして、その後の研究の急速な進歩に合わせて、平成4年(1992年)2月からはより精度の高い検査(HCV抗体検査)にいち早く切り替えられたことから、輸血によるC型肝炎ウイルスの感染はほとんどみられなくなりました。
さらに、平成11年(1999年)10月からは核酸増幅検査(NAT)によるHCV RNAの検出が全面的に導入され、血液の安全性は一段と向上しています。
平成4年(1992年)以前に輸血(や臓器移植手術)を受けたことがある方は、当時はC型肝炎ウイルスに汚染された血液か否かを高感度で検査する方法がなかったことから、C型肝炎に感染している可能性があります。
また、平成6年(1994年)以前にフィブリノゲン製剤の投与を受けた方(フィブリン糊としての使用を含む。)、又は昭和63年(1988年)以前に血液凝固第VIII、第IX因子製剤の投与を受けた方は、これらの製剤の原料(血液)のウイルス検査、C型肝炎ウイルスの除去、不活化が十分になされていないものもありましたので、C型肝炎ウイルスに感染している可能性があります。
上記に該当する方は、かかりつけ医に相談の上、C型肝炎ウイルスの検査を受けることをお勧めします。フィブリノゲン製剤は、産科の疾患その他で出血が多かった方や、大きな手術をされた方に使われた可能性があります。



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